2012年に、国内格安航空会社3社が運航を開始してから、現在までどんどん増え一般化したLCC(ローコストキャリア)。
今回は、LCCとはどんなものなのか??LCCにオススメなスーツケースをご紹介します。
LCCとは?
ピーチやジェットスターなどを代表とする格安航空のこと。
セールであれば、ハワイが片道1万チケットがあるような安く乗れる航空会社です。

マジでそんなに安いのか・・・
すでに乗車したことがある方はお分かりだろうか、ANAやJALなどのFSC(フルサービスキャリア)と比べ、LCCはだた格安というわけではなく、様々な制限があり格安を実現しています。
その中でも注意したいのが、荷物についてです。
LCCの荷物について
LCC(ローコストキャリア)はFSC(フルサービスキャリア)と比べて、お荷物にかなり制限があります。それぞれの違いについて表を作りました。
FSC (JAL・ANA) | LCC (Peach・Jetstar等) | |
機内持込 重量 | 10kg以内 | 7kg以内 or 10kg |
機内持込 サイズ | H55cm×W40cm×D25cm以内 | H50cm×W36cm×D23cm |
お預け荷物 重量 | 20kgまで無料 | 有料(路線などによって異なる) |
お預け荷物 サイズ | 合計:203cm以内 まで無料 | 有料(路線などによって異なる) |
*FSCも100席以内の旅客機の場合は異なります。
注意したいところ
表でもわかるように、サイズや重要にいたるまで大きく違います。
よく「機内持ち込みサイズ」と書かれたスーツケースがありますが、これはFSCだけの話で、LCCでは超過料金がとられたり、お預け荷物になってしまうのです。
LCC対応サイズのスーツケース
改めて、LCC対応スーツケースのサイズをおさらいまします。

機内持ち込みできる最大サイズ(国内LCC対応)
縦・横・幅の3辺の和が 115センチ以内かつH55cm×W36cm×D23cm以内
*PEACHはH50cmになのでご注意ください。
約~23Lのスーツケースです
このサイズ以下の中からスーツケースを選べばいいわけですが、このサイズに対応できるスーツケース本当に限られてきます。
スーツケース会社大手でもまだそこまでLCC対応のスーツケースは出していないので、探してもほとんど見つからないのが現状です。

LCCの制限が年々厳しくなっていため、企画・生産が間に合わないんじゃろう。
現在販売しているものでは、LCC対応のピッタリサイズはなく、100席以下の飛行機用のもう一回り小さいサイズのスーツケースしかありません。
このサイズは1泊程度の容量しかありませんが、スーツケースなので(キャスター等がついているため)そこそこ重量があります。
なのでLCCではスーツケースは諦めて、リュックやボストンバッグで対応する方が増えています。
LCCはサイズよりも重量も厳しいので、そういった意味でも軽いリュックやボストンバッグもオススメです。
一応、当サイトでオススメのLCC対応スーツケースをまとめました。
オススメのLCC対応機内持ち込みスーツケース
LCC対応機内持ち込みできるサイズのスーツケースは本当に少ないです。見つかった数点をご紹介します。

ちなみにここで紹介するスーツケースは
100席未満の飛行機も対応しとるぞ!
ハードファスナータイプ
RIMOWA SALSA AIR(リモワ サルサ エアー) 22リットル 1.7Kg
言わずと知れたRIMOWA SALSA AIR。価格が高いのでネックです。
GREEN WORKS SIFFLER(シフレ グリーンワークス) 2.4kg
安くて保証付きなので、オススメです。
ACE Palisades-Z(エース パリセイド Z)2.5kg
ソフトファスナータイプ
Proteca MAXPASSSOFT(プロテカ マックスパスソフト)2.4kg
その他
下記のようなワードで検索するもオススメ
- 「100席未満 スーツケース」
- 「22L スーツケース」
- 「23L スーツケース」
- 「コインロッカー スーツケース」
LCCでスーツケースを諦めた方へ
リュックだとノースフェースのリュックは、丈夫でかつデザインもシンプルなので、ビジネスにもプライベートにもつかえるのオススメです。